J i M a g a z i n e

   問205(実務)

解答:1,5

薬剤性光線過敏症に対しては,まず原因薬物を中止し,日光への曝露を極力避ける必要がある。そのうえで対症療法として,副腎皮質ステロイドや抗ヒスタミン薬が用いられる。

1 正: 副腎皮質ステロイド薬であるフルオシノニドを含有するトプシムスプレーは,炎症に伴う発赤,腫れ,かゆみなどの症状改善を目的に処方されている。
2 誤: トプシムスプレーは,患部に水疱ができている場合でも使用できる。
3 誤: トプシムスプレーは,患部に傷がある場合は使用を避ける必要がある。
4 誤: トプシムスプレーは,眼圧上昇や緑内障を引き起こす恐れがあるため,眼の周りには使用できない。
5 正: トプシムスプレーは,高圧ガス(液化石油ガス)を使用した可燃性の製品であり,火気を避けて使用する必要がある。